老後資金が足りない人は何歳まで働くか?賢い老後資金の貯め方(前編)

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「ずっと健康な体でいれるはずもないし、そろそろ老後のことを考えて、何歳まで働くかも真剣に考えないと…。とはいえ…、老後資金も足りない…。お金のない悲惨な老後生活だけは避けたい…。これからでも確実に貯められる賢い老後資金の貯め方が知りたい…。」

日本は高齢化が進み、もはや75歳からが高齢者という時代になりました。

100歳まで生きることさえ普通になるような時代に、60歳でリタイアしたとしても、その後の40年間をどうやって過ごすのかを真剣に考えなければなりませんよね。

これからは、70歳まで働くことが常識になります。

老後の資産を増やす一番確実な方法は、長く働いて稼ぎ続けること。

60歳で定年退職した後の働き方は人によって様々ですが、今回は、以下のような3つのパターンに分けてシミュレーションしたので、是非参考にしてみてください。

  • 65歳までパートタイムで働く「ゆったり派」
  • 65歳までフルタイムで、70歳までパートタイムで働く「ソコソコ派」
  • 70歳までフルタイムで働く「バリバリ派」

老後資金が足りない人は何歳まで働くか①:老後の3大不安

老後資金が足りない人は何歳まで働くか、まずは老後の3大不安についておさらいしてみます。

定年退職時に誰もが感じる不安は、まずは「お金」と「健康」のことですよね。

まず健康面ですが、60歳にもなれば誰でも持病の1つくらいはあるものです。

健康を維持するためには当たり前ですが、規則正しい生活を心がけて、定期的に体を動かし続ける、これに勝るものはありません。定年後も働くことで体を動かすことができれば、そのまま健康維持にもつなげることができます。

一方のお金については、「不安だ」と言っているだけでは、何も状況は変わりません。

まずは、老後に「入ってくるお金(年金など)」と「出ていくお金(生活費など)」を計算して、自分の老後生活に「いくら足りないのか」を算出することから始めましょう。

「いくら足りないのか」が明確になれば、「どうやってそのお金を貯めていくか」、そして、「何歳まで働くか」というように掘り下げていくことができます。

しかし実は、「お金」と「健康」以上にサラリーマンにとって深刻なものがあります。

それは、会社を辞めて「孤独」になることです。

毎朝、満員電車に揺られ、会社に行く必要がなくなったことに、開放感を抱く人もいいかもしれませんが、仕事を辞めることは、同時に、自分の居場所がなくなることでもあります。

ただ、「孤独」という問題は、定年後も何らかの形で仕事を続けることで解決できます。

専門性や営業力のあるシニア人材は、特に中小企業には高いニーズがあります。70歳まで働いてみよう、と考えてみれば、健康やお金の不安も同時に解決できます。

このように、定年後も働き続けることで、「健康」「お金」「孤独」という老後の3代不安を解決することができるのです。

老後資金が足りない人は何歳まで働くか②:「70歳まで現役」が新常識

老後資金が足りない人が何歳まで働くか、「70歳まで現役」で働き続けたときのことを具体的にイメージしてみましょう。

65歳までの継続雇用や、65歳以上で働く男性の割合が3割を超すなど、「70歳まで現役」が広がりつつあります。

働き方はライフスタイルや経済状況を考慮して選べばいいですが、65歳以降も働き続けることで、経済面をカバーすることに加えて、孤独の不安も解消できます。

実際に70歳まで働くべきなのか、働かなくても大丈夫なのか。

これを検証するために、定年退職時に月給50万円だった人のその後の働き方を3つのコースに分けてシミュレーションしてみました。

  • 70歳までフルタイムで働く「バリバリ派」

60歳定年退職後、70歳までフルタイムの正社員、もしくはそれに近い働き方を続ける。継続雇用だと65歳で退職になるケースが多いので、60歳の定年退職を機に転職するのがお勧め。新たな職場で通用するスキルは必須。

  • 65歳までフルタイムで、70歳までパートタイムで働く「ソコソコ派」

年金を受給できる65歳までは継続雇用でフルタイム、その後はパートタイムなどで週3日程度働く。体力に合わせて無理なく働きながら、年金+αの収入を確保。仕事と余暇とのバランス重視の人向き。

  • 65歳までパートタイムで働く「ゆったり派」

60歳で定年退職し、以降は週3日程度のパートタイムで働き、年金受給開始の65歳でリタイア。趣味や勉強に打ち込む時間が持てるのは利点だが、経済的に余裕がなくなるので、相応の覚悟は必要。

老後資金が足りない人は何歳まで働くか③:定年後も働くと老後の収支はどうなる?

老後資金が足りない人は何歳まで働くか、まずは70歳までフルタイムで働く「バリバリ派」のシミュレーションです。

月給50万円で定年退職を迎えた人が60歳で転職し、70歳まで月給26万円でバリバリ働いた場合。

結論から先に言ってしまうと、

「100歳まで生きても、お金の心配はない」

です。

  • 60~64歳:退職・再就職(フルタイム)

フルタイムで月給26万円+高年齢雇用継続給付を月額3.9万円受給
月給が50万円から26万円に下がるが、高年齢雇用継続基本給付金の上限である賃金の15%分を受給。

  • 65~69歳:フルタイム継続・年金受給開始

フルタイムで月給26万円+自分の公的年金を月額約20万円受給
月給26万円で、年金が減額となる月47万円に達していないため年金も満額受給。

  • 70歳~:リタイア。65歳の妻の年金受給開始

自分の公的年金+妻の公的年金=月額約25万円を受給
70歳まで厚生年金保険料を支払うことで、厚生年金が65歳から年18万円プラス、70歳からはさらに年8.5万円プラス。

60代は一般的に、子供の結婚、孫の誕生、妻や家族との海外旅行など、出費のかさむライフイベントが目白押しです。このシミュレーションでは、60~70歳のイベント費を車の買い替えやリフォーム代も入れて計1350万円と想定。

60代では支出が収入を上回り、貯蓄を少しずつ切り崩すのが通常です。

バリバリ派の場合も、60代前半は月給26万円に加え、高年齢雇用継続給付が年46.8万円もらえますが、基本生活費や社会保険料などを払うと、収支は年平均で70万円の赤字。

しかし60代後半には、月給に加えて年金が月額20万円もらえ、年間で100万円の黒字になる見込みです。

70歳以降は、5歳下の妻の年金受給が始まり、2人で月25万円の年金収入。年とともに生活費やイベント支出が減るため、収支は年平均40万円の赤字で済み、それほど貯蓄を切り崩さずに生活できます。

100歳時点でも、約560万円が手元に残る計算になります。

まとめ

70歳までフルタイムでバリバリ働く人は、老後のお金の心配は全くいりません。

「バリバリ派」の勝因は、年間312万円の給料を60~69歳の10年間で得たこと。

結果、年金も65歳からの5年間は年間約18万円、70歳からはさらに年間8.5万円が加算され、収入アップになります。

老後のお金に不安がある人は、70歳までフルタイムで働くことを検討してみましょう。

後編はこちら: 老後資金が足りない人は何歳まで働くか?賢い老後資金の貯め方(後編)

もはや会社や国が個人の面倒を見てくれなくなった今、頼れるのは自分のみです。

来るべき時に、自分で自分の身を守れるよう、今のうちに正しい「お金の教養」をしっかりと身につけて、自分の身は自分で守っていけるようにしておきましょう。

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