先進国と新興国の投資比率はどうする?お金を増やすポートフォリオは?

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「資産運用を始めてみたけれど、先進国と新興国の投資比率ってどうすればいいんだろう…?」

投資を始めたばかりの資産運用初心者にとって、資産配分は頭を悩ますポイントの1つです。

当然ながら投資にはリスクが付きもので、リターンを得るためにはリスクを取る必要があるのですが、では、賢く確実にお金を増やすためには、どこまでのリターンを求めて、どこまでのリスクを取るべきなのでしょうか。

今回は、先進国と新興国の投資比率や資産配分において、投資家が取るべき戦略と賢く確実にお金を増やす方法についてお話しします。

先進国と新興国の投資比率はどうする?①:個人投資家が取るべきお金を増やす戦略

先進国と新興国の投資比率をどうしていくかを具体的に考える前に、まずは賢く確実にお金を増やしていくために個人投資家が取るべき投資戦略を考えてみましょう。

相場の低迷が続くと「本当に長期投資していても大丈夫でしょうか?」という弱気な人が多くなりますが、インデックス運用のような市場平均を目指す運用は、実体経済の長期的な成長がリターンの源泉。

1年や2年の短期的視点で、感情的な判断をしてはいけません。

経済成長率と各国の株式市場の騰落率の関係を調べてみるとわかる、「経済成長が高いと高リターン」という正の相関関係。これは3年間であろうと、5年、10年、または、20年間の長期間で、どの通貨であろうと、同じ計測結果が得られます。

つまり、成長に投資するのは長期では理にかなっている、ということ。

一方、同じように各国のマーケットリターンとリスクの関係を調べてみると、投資の理論の通り、ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンになります。

ハイリターンな市場は変動が大きく、短期的には大きなマイナスになる確率が高いということで、これは、新興国は金融システムが未成熟で経済基盤が脆弱な国が多く、市場が不安定になりやすいことが関係しています。

これらからわかるのは、高成長国は長期的にはハイリターンだがハイリスク、だということです。

この関係を前提とすれば、個人投資家が取るべき戦略は見えてきます。

それは、

「高成長国に長期で投資する。但し、リスクを抑えるために分散する。」

という極めてシンプルな結論です。

先進国と新興国の投資比率はどうする?②:新興国株式への投資比率を高めた方がお金が増える?

では、分散投資をする上で、先進国と新興国の投資比率はどうするのがベストで、賢くお金を増やす方法と言えるのでしょうか。

実は、リーマンショック後の世界の株式相場の回復は、中国やロシアなどの新興国、地域が先行して起こったもので、結果的に外国株式のうち、新興国に投資する比率を高めた人の方が、成績の持ち直しが早かったのです。

新興国は株価のボラティリティ(変動幅)が大きいので、投資割合を高めるほどリスクは高くなりますが、10年、20年先の投資成果を考えた場合、先進国株式よりも新興国株式の比率を高めた方がよいのではないか、と考えるのは当然のことです。

そえでは、本当に、先進国と新興国のベストな投資比率は存在するのでしょうか。

現在販売されている主なインデックス型ファンドの外国株の投資先は、ほとんどが株式の時価総額に応じて配分されています。

時価総額の大きい順に投資配分を厚くしていき、それぞれの代表的なインデックスであるMSCIコクサイとMSCIエマージングのインデックスで見て、先進国がだいたい8割、新興国が2割の比率に抑える、これがインデックス運用の基本です。

しかし、新興国の株式相場の成長は、先進国を上回る可能性があります。

世界の株式を時価総額順にランキングして2009年と2004年を比べると、2004年は上位10社全てが先進国企業でしたが、2009年は中国を中心に新興国の企業が約半分を占めていました。

近年では、成長期待から世界の株式市場における新興国企業の存在感が、ますます高まっています。

中長期でみて世界経済の成長の中心が先進国から新興国にシフトすると仮定した場合、時価総額ベースの投資配分よりも、国内総生産(GDP)ベースでの投資配分にした方が高いリターンが期待できます。

2009年の同年で比較すると、新興国比率は時価総額ベースよりもGDPベースの方が10%ほど高くなっています。

つまり、新興国の株式は、経済規模と比較すると相対的に過小評価されているのです。

先進国と新興国の投資比率はどうする?③:高リターンを期待してお金を増やすならGDPベースで配分

先進国と新興国の理想的な投資比率を考えるにあたり、当然ながら、お金を増やすためには、高リターン得た方が早くお金が増えるに決まっています。

今後新興国が発展を続ければ、時価総額の比率はGDPの比率に近づいていくはずなので、とすれば、GDPベースの配分比率の方が、高いリターンが期待できるということになります。

経済規模に合わせた株式投資ができるという意味では、GDPベースでの計算は魅力的です。

また、時価総額ベースの場合、株価が上昇して割高になると、その国の株式への組み入れ比率が高くなってします欠点がありますが、GDPベースならその心配がありません。

もちろん、どの方法でも一長一短はあり、GDPベースでの投資にもリスクはあります。

なぜなら、GDPが大きくても、その国の株式市場がきちんと整備されていないケースもあるからです。

長期投資においては、成長する市場に投資していくことは基本ですが、新興国の成長期待は高い一方で、先進国に比べてリスクが高いことは忘れてはいけません。

自分のリスク許容度に見合った、無理のない投資比率を考えましょう。

また、新興国投資をするならば、「積み立て」の活用が鉄則です。

何故なら、積み立てによって時間の分散も行いながら投資していくのは、変動の大きな市場ではリスク分散効果が高いからです。

これらの点を踏まえながら、自分に合った新興国組み入れ方法を検討しましょう。

まとめ

資産運用における資産配分はお金を増やす上で非常に重要なポイントで、先進国と新興国の投資比率をどうするかでリスクとリターンに大きな影響を及ぼします。

自分のリスク許容度に見合ったポートフォリオを見つけて、賢く確実にお金を増やしていきましょう。

  • 長期で見れば経済成長とリターンには相関がある
  • 新興国への投資比率を決める方法は2種類
  • インデックス運用の基本に従うなら「先進国80%、新興国20%」
  • より高いリターンを狙うのであればGDPベースの資産配分を要検討

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