ファンドラップとは?を簡単に解説!ラップ型投信の仕組みや評判は?

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「最近、ラップ口座ってよく聞くけど、ラップ口座と投資信託の違いがわからない…。そもそもファンドラップとはどういうもの?誰かサルでもわかるように簡単に教えて…。」

ここ2~3年、銀行や証券会社がこぞっておすすめしている「ラップ口座」。しかし、そもそもラップ口座やファンドラップについてよく理解していないまま投資してしまっている投資家は少なくありません。

前回の記事「ラップ口座と投資信託の違いは?ファンドラップとは何かを簡単に解説!」では、ラップ口座やファンドラップとは何かを簡単に解説しました。

今回はそれに加えて、ラップ型投信の仕組みや評判についてもお話ししていきます。

「ファンドラップとは?」を簡単におさらい

まずは前回のおさらいで、ラップ口座やファンドラップとは何かを簡単におさらいします。

ラップ口座とは、資産家向けに資産の管理から運用までを一括して引き受けるもので、一言で簡単に言うと「お任せ投資信託」のことです。

銀行であれば基本的な投資対象は投資信託となり、証券会社であれば投資信託だけではなく、個別株にも投資するサービスもあり、運用対象が投資信託に限定されているラップ口座のことを「ファンドラップ」といいます。

ラップ口座はオーダーメイドのサービスではない

プライベートバンクは、顧客の資産状況に応じて個別株や債券などへの直接投資や細かなフォローがあり、最低預かり資産は5,000万円以上の富裕層向け高級サービス。

一方で、ラップ口座のほとんどが、投信やETFのみの品揃えで、リスク別にいくつかの運用パターンが用意され、それのいずれかに当てはめて運用するというものです。

しかも、投信は実績重視で選ばれたものではなく、販売会社と同じグループ会社が運用する投信がほとんどで、個々の資金ニーズに合わせたプライベートバンクとはかけ離れた内容になっています

ラップ口座の手数料は高すぎる

売買手数料がかからないラップ口座ですが、「投資顧問料」「管理手数料」に加えて、間接費用として投信の「信託報酬」がかかっていることを忘れてはいけません。

手数料体系は、固定報酬と成功報酬型のいずれかが選べることがありますが、固定報酬型は、トータルで年間2.7%程度の手数料がかかっており、投信の信託報酬よりも割高になるケースが多いのです。

また、成功報酬型は管理手数料が比較的低く抑えられている代わりに、値上がりに対して10%前後の成功報酬がかかるケースがほとんど。

ラップ口座の手数料は、かなり高コストになるので要注意です。

ファンドラップとは?「ラップ型投信」の仕組みを簡単に解説

ラップ口座やファンドラップとは何かを簡単におさらいしたところで、続いては「ラップ型投信」というものの仕組みについてみていきましょう。

近年、ラップ口座の人気にあやかって、「ラップ型投信」の設定が相次いでいますが、ラップ型投信とは、複数の資産に分散させるバランス型投信の1つ。

従来のバランス型は資産配分比率が固定され、その比率から大きくずれたらリバランスをして運用するものが主流でしたが、ラップ型投信は相場の状況に合わせて資産配分を変更することができる投信です。

つまり、ラップ口座のコンセプトを踏襲した「お任せ」運用の投信が「ラップ型投信」なのです。

以前から、「アロケーション戦略ファンド」の名前で設定されていましたが、名前に「ラップ」という言葉をつけて人気が出たため、設定ラッシュとなったというわけです。

ラップ型投信は3タイプに分類

名称は投信によって異なりますが、ほとんどのラップ型投信は、

  • 安定型:債券の比率が株式やリートよりも高いタイプ
  • 安定成長型:債券と株式&リートの比率が半々程度のタイプ
  • 成長型:債券よりも株式やリートの比率が高いタイプ

といった、リスクの運用戦略別に3タイプを設定しています。

ラップ型投信は一般のバランス型投信とあまり変わらない

ところで、本当に、このラップ型投信は、資産配分を大きく変えながら運用し、好成績を上げているのでしょうか。

答えは、ノーです。

ラップ型投信の運用内容を見ると、資産配分を大きく変動させていない投信が多く、結論から言うと、一般のバランス型投信とあまり変わりません。

投資家は「安定型」「安定成長型」「成長型」の3タイプの投信から選んで投資できるわけですが、運用の中身を見ると、ほとんどがそれぞれの資産配分内での微調整にとどまっている、というのが実情。

なぜなら、そもそも運用業界では、資産配分を設定しながら好成績を上げていくノウハウが確立されていないからです。

そうなってくると、一般のバランス型投信との違いはあまり出てきません。

もちろん、相場下落時には現金比率を引き上げたり、ヘッジファンドを組み入れるなど、各投信が工夫をしていますが、一般のバランス型投信を大きく上回る成績を上げている投信はほとんどないのです。

バランス型投信はシャープレシオで評価

一般のバランス型投信を大きく上回る成績を上げている「ラップ型投資」は現状ありませんが、これらのラップ型投信は、まだ実績が1~2年と短いため、本当の実力はまだわからないというのが正直なところです。

少なくとも3年以上の成績が出たところで、騰落率の優劣がはっきりしてくるので、それからの評価でも遅くはないでしょう。

こうしたバランス型投信の評価に適しているのは、どれだけのリスクを取ってリターンを上げているのかがわかる「シャープレシオ(≒リターン÷標準偏差)」です。

3年以上経過した段階で、リスクの度合い別に分けて、騰落率やシャープレシオで比較するのがベストということですね。

確実にお金を増やすならインデックスファンドの長期積立投資が最強!

確実にお金を増やしていくのであれば、手数料などのコストが高いお任せ投信ではなく、より低コストなインデックスファンドを長期で積み立てていくのが最強の資産運用です。

投資信託は、100円という少額から手軽に分散投資ができ、プロのファンドマネージャーがファンドを運営してくれるので、投資家は専門的な知識やテクニックもそこまで要求されないという、まさに資産運用の初心者にあるためのような金融商品。

資産運用の初心者でも手軽に、そして、確実に将来のための資産形成をしていくことができます。

「複利効果」で大きく確実にお金を増やす

投資信託の積立投資は、1年や3年といった短期ではそこまで大きなリターンは期待できませんが、10年、20年といった長期で運用を継続していくことで、複利の効果が働き、確実にお金を増やすことができます。

例えば、投資信託を毎月5万円分積み立てて長期の複利運用をしていくと、30年後の元本は5,847万円。銀行預金で積み立てた場合と比べて、なんと4,047万円もの大きな差になってきます。

<毎月5万円を複利運用したときの元本の増え方>

①7%で運用した場合 ②銀行に貯金した場合 差額(①-②)
10年後   855万円   600万円   255万円
20年後 2538万円 1200万円 1338万円
30年後 5847万円 1800万円 4047万円

「お金に働いてもらう」とはまさにこのことで、お金がお金を生み出す「複利」の活用は、世の中のお金持ちをさらにお金持ちにしている「資産運用の王道」でもあります。

「複利効果」についてもっと知るにはこちらの記事:

お金を増やす仕組みを解説!複利で賢くお金を増やす初心者向け資産運用!

「複利」を活用した「積立投資」をもっと知るはこちらの記事:

お金を増やす積立投資術!株や投資信託で賢く確実にお金を倍にする方法

【賢く安全&確実にお金を増やす方法】積み立て投資を始めるベストなタイミングは○○だった!

買うべきは低コストなインデックスファンド

投資信託といっても、国内にあるファンドの数は6,100本以上もあります。どれを選んで投資すべきか迷う人も多いでしょう。

しかし、実は、本当に買うべき優良なファンドは、ほんの数本しかないのです。

投資信託には、日経平均やTOPIXといったような市場の平均指標(インデックス)に連動した運用を目指して行くインデックスファンドと、インデックスを超える運用を目指して行くアクティブファンドの2種類があります。

アクティブファンドは、インデックスを上回る運用を目指してはいるものの、10年、20年、30年といった長期にわたってインデックスを上回る実績を出せているファンドは、皮肉なことにほとんどありません。

また、インデックスファンドに比べて、アクティブファンドの運用には人件費や運営費が多くかかるため、アクティブファンドの販売手数料や信託報酬は高くなるのが一般的。

つまり、買うべきファンドは、アクティブファンドより長期的なリターンが高くコストも安い「インデックスファンド」になります。

買うべき「優良なインデックスファンド」はこちらの記事:

投資信託おすすめ銘柄ランキング!初心者が確実にお金を増やす方法は?

インデックスファンドを積立投資していく一番オーソドックスな方法が、証券会社で積み立てをする方法です。

証券会社といってもたくさんありますが、選ぶなら圧倒的に「楽天証券」。それ以外の選択肢は無いといっても過言ではありません。

<証券会社は「楽天証券」一択な理由>

  • 超優良インデックスファンドを全て取り扱っている
  • 楽天ポイントが貯まる、楽天ポイントで買える
  • 楽天銀行と連携することで普通預金金利が0.1%になる
  • 年会費無料の楽天カードで買うとさらにポイントが貯まる
  • 月額4,200円の日経が無料で読める

メリットを一言でいうと、「楽天証券が一番お金を増やせる」、ということ。

楽天カードや楽天銀行といった楽天グループの金融サービスと連携することでお得にポイントがザクザク貯めれて、その貯まった楽天ポイントで投資信託を買うことができてしまうという、いわゆる「錬金術」ができてしまうのです。

有名どころのネット証券では、SBI証券マネックス証券などもありますが、この投資信託の積立投資という投資だけで考えると、楽天証券で享受できるメリットは他社のサービスを完全に凌駕しています。

ちなみに、この証券会社選びを間違えてしまうと、長い目で見たときに百万単位で資産が変わってきますので、必ず一番メリットのある楽天証券を選ぶようにしましょう。

「楽天証券」や「楽天ポイント投資」のメリットをもっと知るにはこちらの記事:

楽天証券ってどうなの?評判やポイント投資のメリットを徹底解説!

楽天証券

[楽天証券の公式サイトはこちらから]

まとめ

ラップ口座やファンドラップとは何かを簡単におさらいした上で、今回は「ラップ型投信」の仕組みについてみてきました。

富裕層向けのプライベートバンクとは似て非なるもので、特定の型にはめ込む提携サービスであるラップ口座。運用対象が投資信託に限定されているラップ口座のことを「ファンドラップ」といい、ラップ口座のコンセプトを踏襲した「お任せ」運用の投信が「ラップ型投信」というわけです。

ラップ型投信はまだ実績が浅く完全な評価はできませんが、正直言って、ここまでの評判は良くありません。

投資信託ではコストが非常に重要視されますが、一般のバランス型投信やその他のインデックス型投信と比べて、ラップ型投信のコストはとにかく高く、現時点では全くメリットがないため買ってはいけない商品の一つです。

銀行や証券会社の売り文句に振り回されないように気をつけましょう。

  • 「ラップ口座」はオーダーメイドのサービスではない
  • 「ラップ口座」の手数料は高すぎるため買ってはいけない
  • 「ラップ型投信」は、安定型、安定成長型、成長型の3タイプ
  • 「ラップ型投信」は一般のバランス型投信とあまり変わらない
  • 「バランス型投信」はシャープレシオで評価

中長期的に確実な資産形成をしていくのであれば、低コストなインデックスファンドを積み立てていく方法が一番。

短期では大きなリターンは期待できませんが、運用期間が長くなればなるほど複利効果が働き、中長期で大きなリターンを得ることができます。

これまでの日本を支えてきた年金制度や終身雇用制度は崩れ、もはや国や会社は自分の老後の面倒を見てくれず、将来の自分の生活は自分でなんとかしなくてはいけない「自己責任の時代」に突入しています。

そんな「自己責任の時代」に一番求められているのは、「お金を増やす知識やスキル」。

間違っても老後破綻なんてしないよう、今のうちからしっかりと正しい「お金の教養」を身につけておきましょう。

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