国内債券型投資信託の利回りやリスクを解説!マイナス金利の影響は?

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「日本のマイナス金利の影響で、資産運用にも色々な影響が出てるみたいなんだけど、国内債券型の投資信託なら超低リスクだから安心だよね?利回りが低下したりするリスクはあるの…?」

株式型と比較して一般的に低リスクと言われるのが日本債券型や先進国債券型の投資信託。

確かに、安全志向の人を中心に、こうした債券型投資信託を保有している人は多いです。

しかし、日本でもマイナス金利政策が導入されて以来、様々なリスクが高まっており、超安心というわけでもありません。

今回は、主に国内債券型の投資信託のリスクやデメリットについてお話ししていきます。

国内債券型投資信託の利回りやリスクを解説①:債券の特徴や種類

国内債券型投資信託の利回りやリスクについて理解を深めるために、まずは債券の特徴や種類をおさらいしておきましょう。

債券の特徴

債券には2つの顔があります。

まず1つが、発行時に利率が決められ、満期までの間にその利子がもらえ、満期には発行時の額面で償還されるという「預貯金」に似た顔

つまり、基本的に発行時から満期まで保有すれば、最初に決められた利率分が利益となるわけです。

そして、見落としがちなもう1つが、債券価格(時価評価額)は変動するという、「株式」と似ている顔

債券価格は、一般的に金利の動向によって上下し、金利価格が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がります。

加えて、発行する国あるいは企業の財政(財務)状況によっても価格は変動します。

債券型投資信託のファンドマネジャーは先に挙げた利子に加え、債券価格の値動きによる債券の売買でも利益を上げることを目指していて、債券型投資信託の基準価額は、こうした運用成績とともに、債券価格の変動による有価証券の評価額の影響も受けるんですね。

このように、債券型投資信託は債券価格に変動の影響を受けますが、変動幅は株式に比べ小さく、一定の利子が受け取れることから、株式型に比べて低リスクになります。

しかし、債券価格が値動きする以上、債券型投資信託の成績がマイナスにならないという認識は間違いです。

債券の種類

ひとくくりに債券といっても、多くの種類があり、リスクも異なることも知っておくべきでしょう。

基本的に、低格付けの社債は値動きが大きく、海外債券には為替リスクもあります。

国債・公共債

最もリスクが低いのが、国が発行する債券である「国債」。

中でも先進国が発行する債券(先進国債)は、国が破綻する可能性が低く、取引量が多いため値動きも安定しています。

政府関係機関などが発行する公共債も先進国債とほぼ同等で低リスクですが、リスクが低いということは利率も低いということ。

国債の中でも、新興国の債券は債務不履行になる可能性が先進国よりも高いため、リスクが高く値動きも大きい反面、利率は高くなります。

社債

債券には、企業が発行する「社債」もあります。

一般的に財務内容が良好で好業績の格付けが高い企業の社債は、利率は低いですが値動きが安定しています。

財務内容が良くない低格付けの企業の社債は、ハイイールド債と呼ばれ、利率は高めですが、値動きが大きく高リスクとなることを覚えておきましょう。

海外債券

投資する債券が海外のもの(海外債券)の場合は、「為替の変動」が加わることを忘れてはいけません。

円安は投資信託の成績にプラスですが、円高は成績にマイナスの影響が出ます。

例えば、ブラジルレアル/円の場合は半年で50%、安定していると言われるドル/円でも10ヶ月で25%も円高に振れたことがあります。

債券自体はもともと値動きが小さい分だけ、為替の影響が大きく出やすい点には注意が必要ですね。

国内債券型投資信託の利回りやリスクを解説②:マイナス金利の影響は?

債券型投資信託の中で最もリスクが低く利回りも低いのが、先進国で為替リスクもない国内債券型投資信託ですが、マイナス金利はどのような影響をもたらしているのでしょうか。

これまで国内債券型投資信託は、長期にわたる金利低下で運用成績は安定的にプラスとなる傾向にありましたが、必ずプラスの成績が確保されるかといえば、最近はそうではない状況になっています。

というのも、2016年2月に日銀が「マイナス金利政策」を導入したことにより、それまで量的緩和政策(大量の国債買い入れ)と相まって、日本の10年物国債の最終利回りがマイナスとなってしまったからです。

最終利回りとは、債券を満期まで保有した場合の利回りのこと。

最終利回りがマイナスになると、債券の購入価格が額面を大きく上回っているため、額面で償還されたときに損失(差損)が出てしまう上に、利率が低いために途中で受け取る利子を全部足しても、その損失を埋められない状態になってしまうのです。

つまり、金利の低下によって、債券価格が異常な高値で取引されているということ。

国債の最終利回りがマイナスとなったことで、資産運用に様々な悪影響が生じていて、投資信託もその例外ではありません。

例えば、国内債券型投資信託の中には、国債だけでなく、日本で発行された政府機関債や社債などを組み入れる投資信託もあります。

こうした投信は、国債だけでなく、国債より金利が高い社債などを組み入れることで、保有している債券全体での最終利回りをプラスにするような運用を始めているのです。

しかし、投資信託の利回りがプラスであればいいというわけではなく、最終利回りがプラスでも、そこからは運用コストである「信託報酬」が差し引かれることを忘れてはいけません。

これにより、最終利回りが信託報酬の比率を下回ってしまう、いわゆる「水没投信」が出現してしまっているのです。

合わせて読みたい「外国債券型投資信託」の記事: 外国債券投資信託の利回りやリスクについて解説!為替ヘッジあり?

一番おすすめの安全で確実にお金を増やす方法は?

銀行預金や債券に代表されるようなローリスクローリターンな商品だけではなかなかお金を増やすことができません。

かといって、ハイリスクハイリターンな商品ではリスクが高すぎて、小さなミスが予想もしないような巨額の損失になることもあります。

資産運用の初心者に一番おすすめなのは、ミドルリスクミドルリターンな「投資信託」で上手にリスクをコントロールしながら、安全&確実にお金を増やす方法です。

投資信託は、100円という少額から手軽に分散投資ができ、プロのファンドマネージャーがファンドを運営してくれるので、投資家は専門的な知識やテクニックもそこまで要求されないという、まさに資産運用の初心者にあるためのような金融商品。

投資信託を上手に活用することで、投資経験のない初心者でも、手軽に賢く、そして、効率的にお金を増やしていくことができるのです。

安全で確実にお金を増やすなら「長期・分散・積立」が基本

資産運用の基本であり王道なのが「長期・分散・積立」投資です。

投資信託を長期で積立運用していくことで、資産運用につきものの、リターンの変動リスク、暴落リスク、高値掴みリスクといった「3大リスク」を上手にコントロールしながら確実な資産形成ができます。

長期投資

短期的には大きくプラスになったりマイナスになったりするリターンのブレ幅も、運用が長期になれなるほどリターンが安定していきます。

また長期で複利運用をしていくことで、倍々ゲームのように「雪だるま式」にお金が増えていき、効率の良い資産形成をしていくことが可能になります。

関連記事: お金を増やすなら長期投資!初心者が手堅くお金を増やす資産運用術!

分散投資

1つの銘柄にのみ集中投資するのではなく、複数の投資対象に分けて投資をすることで、暴落リスクを分散することができます。例えば2008年のリーマンショックでは、世界的な株安になりましたが、同時期にアメリカの国債や金といった金融商品の価格は上昇していました。

つまり、たとえ世界的な金融危機であっても「上がるもの」と「上がらないもの」が存在していて、それらを上手に資産に組み込むことで、暴落リスクを低減することができというわけです。

積立投資

毎月1万円や毎月3万円というように、一定金額を定期的に積み立てて投資していくことで、価格が高いときには少なく、安いときには多くファンドを買って購入価格を「平準化」し、「高値掴みリスク」を低減することができます(ドルコスト平均法)。

毎月一定額を購入し続けていけば、最終的には平均的な購入価格に落ち着くため、わざわざ安いときを見計らってファンドを買う必要もなくなります。

関連記事:

お金を増やす積立投資術!株や投資信託で賢く確実にお金を倍にする方法

【賢く安全&確実にお金を増やす方法】積み立て投資を始めるベストなタイミングは○○だった!

投資信託で手堅くお金を増やす秘訣は「複利効果」

例えば、毎月5万円の投資信託を積み立てて複利運用していくと、以下のような形でお金が増えていきます。30年後の元本は5,847万円となり、銀行に預けた場合と比べて、なんと4,047万円もの大きな差になってきます。

<毎月5万円を複利運用した場合の元本の増え方>

①7%で運用した場合 ②銀行に貯金した場合 差額(①-②)
10年後   855万円   600万円   255万円
20年後 2538万円 1200万円 1338万円
30年後 5847万円 1800万円 4047万円

まさにこれが複利のパワーというやつで、長期の複利運用で手間をかけずにお金を効率的に増やしていくことができるのです。

関連記事: お金を増やす仕組みを解説!複利で賢くお金を増やす初心者向け資産運用!

買うべきは低コストなインデックスファンド

投資信託といっても、具体的にどのようなファンドを買ったらいいかわからない方も少なくないでしょう。

投資信託には、日経平均やTOPIXといったような市場の平均指標(インデックス)に連動した運用を目指して行くインデックスファンドと、インデックスを超える運用を目指して行くアクティブファンドの2種類があります。

買うべきファンドは、アクティブファンドよりコストが低く長期的なリターンも高い「インデックスファンド」の一択です。

買うべき「低コストな超優良インデックスファンド」はこちらの記事: 投資信託おすすめ銘柄ランキング!初心者が確実にお金を増やす方法は?

このインデックスファンドを積み立てていく、初心者におすすめの方法をご紹介します。

証券会社で積み立てる

インデックスファンドを積立投資していく上で、一番オーソドックスな方法が、この証券会社で積み立て設定をする方法です。

証券会社といってもたくさんありますが、選ぶなら圧倒的に「楽天証券」で、ハッキリ言ってそれ以外の選択肢は無いといっても過言ではありません。

<証券会社は「楽天証券」一択な理由>

  • 超優良インデックスファンドを全て取り扱っている
  • 楽天ポイントが貯まる、楽天ポイントで買える
  • 楽天銀行と連携することで普通預金金利が0.1%になる
  • 年会費無料の楽天カードで買うとさらにポイントが貯まる
  • 月額4,200円の日経が無料で読める

メリットを一言でいうと、「楽天証券が一番お金を増やせる」ということ。

楽天カードや楽天銀行といった楽天グループの金融サービスと連携することでお得にポイントがザクザク貯めれて、その貯まった楽天ポイントで投資信託を買うことができてしまうという、いわゆる「錬金術」ができてしまうのです。

有名どころのネット証券では、SBI証券マネックス証券などもありますが、この投資信託の積立投資という投資だけで考えると、楽天証券で享受できるメリットは他社のサービスを完全に凌駕しています。

ちなみに、この証券会社選びを間違えてしまうと、長い目で見たときに百万単位で資産が変わってきますので、必ず一番メリットのある楽天証券を選ぶようにしましょう。

「楽天証券」や「楽天ポイント投資」のメリットをもっと知るにはこちらの記事:

楽天証券ってどうなの?評判やポイント投資のメリットを徹底解説!

楽天証券

[楽天証券の公式サイトはこちらから]

ロボアドバイザーで「完全ほったらかし運用」する

とにかくラクしてお金を増やしていきたいのであれば、AI(人工知能)に資産運用の全てをお任せして、完全に「ほったらかし運用」してしまう方法がおすすめです。

ロボアドバイザーとは、AI(人工知能)を使って投資信託の積み立て投資をしていく自動売買システムのこと。

投資信託の積み立て投資は非常に手間のかからない投資法ですが、銘柄選定や資産配分の設定などは自分でやらなければいけません。これらを全てAI(人工知能)に任せて「全自動」でお金を増やしてしまおうというのがロボアドバイザーです。

WealthNavi(ウェルスナビ)」は業界最大手のAI(人工知能)を活用したロボアドバイザーで、初心者だけではなく経験豊富な投資家からも今一番注目を集めている資産運用サービスです。

「WealthNavi(ウェルスナビ)」が投資対象とするのは、ETF(上場投資信託)と言われる上場したインデックスファンド。

世界的に見ても低コストで優良なファンドを厳選し、自分の目標とする金額やリスク許容度に合わせて、AIが投資家一人ひとりに合った資産配分(ポートフォリオ)を自動で組んでくれて最も最適な資産配分を構築してくれます。

ファンドの買い付けや再投資、リバランスなど資産運用にかかる全ての業務を、自分に代わってロボットがやってくれるので、あなたがやるべきことはただ一つ、「口座にお金を入れておくこと」、ただこれだけです。

WealthNavi(ウェルスナビ)」で使われているアルゴリズムは、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズム

抜群の頭脳で、リスクを最適に抑えつつリターンの最大化を全て全自動でやってくれる「超優秀な投資家」なわけです。

この「WealthNavi(ウェルスナビ)」のいいところは、「長期の複利運用」が自分よりもはるかに賢い頭脳であるAIによって「自動売買」できてしまうこと。

まさに、忙しい人やめんどくさがり屋な人のためにあるかのような「画期的なサービス」です。

まずはこの「WealthNavi(ウェルスナビ)」で資産運用を実践して経験を積みながら様々なことを勉強し、慣れてきて時間的な余裕ができてきたら自分でも資産運用をしてみる、これが投資初心者におすすめの「資産運用の賢い始め方」

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

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近い将来、資産運用は全てAIにお任せする時代がくることは間違いありません。

とにかく「一切の手間をかけずにお金を増やしたい」という人には、ベストな資産運用方法です。

まとめ

これまでは、金利の低下により債券価格が上昇してきたため、基準価額も上昇してきました。

今後も、金利が定価すれば債券価格は上がるため、値上がり益を狙える可能性はありますが、債券は最後は額面で償還されるため永久に値上がりすることはありません。

国内債券型投資信託も、マイナス金利により投資家が運用益を得られる可能性がどんどん小さくなっていて、投資対象としての魅力は薄れてしまっているというわけです。

「国内債券型投資信託だから低リスクで安心」とう固定概念は捨てて、最終利回りから信託報酬を差し引いた数字が「水没」していないかどうかをチェックすることが大切です。

  • 債券は預貯金とは違い、価格が変動するリスクがある
  • 国や発行体別で利回りやリスクは異なり、海外債券型は為替リスクもある
  • マイナス金利政策の影響で、最終利回りが信託報酬以下になっている国内債券型投資信託が多数出てきている
  • 国内債券型投資信託を選ぶ際には、最終利回りから信託報酬を差し引いた数字がマイナスになっていないかを必ずチェック

一番おすすめな資産運用は、ミドルリスクミドルリターンな「低コストのインデックスファンドを積み立てて、上手にリスクをコントロールしながら長期の複利運用で大きく確実にお金を増やしていく方法です。

これまでの日本を支えてきた年金制度や終身雇用制度は崩れ、もはや国や会社は自分の老後の面倒を見てくれず、将来の自分の生活は自分でなんとかしなくてはいけない「自己責任の時代」に突入しています。

そんな「自己責任の時代」に一番求められているのは、「お金を増やす知識やスキル」。

間違っても老後破綻なんてしないよう、今のうちからしっかりと正しい「お金の教養」を身につけておきましょう。

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