どんなに一生懸命あくせく働いても、給料はちっとも上がらない…。
なのに、税金や社会保険料は年々増えていく…。
今、日本人の「手取り収入」は、年々減り続けています。
額面年収700万円のサラリーマンの場合、過去17年間で手取り収入は50万円も減少…。
少子高齢化で社会保険料は上がり続け、消費税も10%になり、この先もますます手取りは減っていくことになります。
ここに追い打ちをかけるのが、かつての「強い日本」を支え、国民を守ってくれ続けた年金制度の崩壊や、年功序列・終身雇用の撤廃による「老後不安」。
もはやサラリーマンは「気楽な稼業」などではなく、誰もがいつリストラされてもおかしくない危機と常に背中合わせなのです。
つまり、国や会社が個人の老後の面倒までみてくれるような「古き良き時代」は、もう完全に終わっているということ。
自分のことは自分でなんとかして、社会の荒波を生き抜いていかなければならない、「自己責任の時代」に突入しているわけです。
他人事だと思っていた「老後破産」や「下流老人」も、今まさにあなたの身に起こりつつあるということを忘れてはいけません。
国や会社に縛られずに、この先も豊かな生活をしていくためには、自分の力で「経済的自由」を手に入れるしかないのです。
では、どうしたら「経済的自由」を手に入れることができるのでしょうか。
その答えが「資産運用」です。
目次
「銀行に貯金しても、全然お金が貯まらない…。」
今や日本は、空前の「超低金利時代」。
大手メガバンクの定期預金金利は0.01%で、1万円を預けても2万円になるのに、なんと7,200年もかかってしまう計算です。
この超低金利な時代に、銀行にお金を預けていてもお金は増えていきません。
もしあなたが本気でお金を増やしたいと思っているなら、資産運用をして「お金に働いてもらう」必要があるのです。
とはいえ、まだ投資を経験したことのない初心者は、どうやって資産運用していけばいいのかわからないのも事実ですよね。
また、「資産運用」や「投資」と聞くと、
「資産運用に興味はあるけど、なんだか難しそう…。」
「投資の知識が全然なくて不安…。」
「どんな銘柄をどのタイミングで買えばいいかわからない…。」
「お金は増やしたいけど、リスクの高い投資で損はしたくない…。」
…、なんて思う人も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
これまで投資をしたことがない初心者のあなたでも、簡単にお金を増やせる資産運用術があります。
それが、毎月一定額の投資をただ積み立てていくだけの「ほったらかし資産運用」です。
「ほったらかし資産運用」は、その名の通り、
- 手間をかけずに、
- ほったらかして、
- お金に働かせて、
- お金を増やしていく。
という資産運用方法です。
最初にお伝えしておくと、この「ほったらかし資産運用」は、1年や3年といった短期間で大きくお金を増やすことはできません。
しかし、10年、20年、30年といった長期で運用することで、「数千万円」や「夢の1億円」という、莫大な資産を作ることが可能になります。
ここからは「ほったらかし資産運用」の極意について、一緒にみていくことにしましょう。
初心者が絶対にやってはいけない資産運用とは?
資産運用に限らず、どんなことでも初心者に「失敗」はつきもの。
多少の失敗であれば、そのあとにいくらでもカバーできますよね。
しかし、借金をしてしまうほどの大損といった「大失敗」は、さすがにシャレになりません。
そんな「大失敗」をしないためにも、「ほったらかし資産運用」をする上で絶対におさえるべき3つのポイントをまずはご紹介しましょう。
①短期投資になればなるほど、ギャンブル要素が強くなる
資産運用や投資をする際に、初心者に一番ありがちなのが「一発当ててやろう」というギャンブル的な発想です。
誰もが、短期間で大きな利益を期待してしまうんですよね。
確かに、大きなリターンを期待できる金融商品はたくさん存在します。
しかし、忘れてはいけないのが、リスクとリターンには表裏一体の「正の相関関係」があるということ。
例えば、2倍が期待できるような投資があるとすれば、そこには同時に、2分の1になるリスクがあるというわけです。
どれだけのリターンが期待できるかというよりも、まずは、その金融商品のリスクが、自分のリスク許容度の範囲内におさまっているかどうかをみることが大切。
いくらまでの「損失」なら我慢できるかをまず考え、それによってどんな投資や銘柄が自分に合っているかが決まってくるのです。
また、投資のリターンというものは、10%下落したかと思うと30%も上昇したりと、短期的には急激なプラスやマイナスが出たりと大きく「ブレる」ものです。
言葉を変えていうと、短期的な「利ザヤ」を狙う投資は、まさにギャンブル。
しかし逆に、運用が長期になればなるほど、確実な資産運用ができるようになります。
これを裏付けるのが、東京証券取引所による統計データをもとに一般社団法人投資信託協会がまとめた「投資期間別にみた株式投資の年平均収益率」(下の図)。
1年投資という短期でみると、最高リターンは+72.1%である一方で、最低リターンは-24.8%と大きくブレています。
しかし、10年、20年、30年といった長期になってくると、この価格のブレが徐々に平準化され落ち着いてくることがわかりますよね。
つまり、「長期投資」によって価格変動リスクが低減され、安全で確実にお金を増やしていくことができるのです。
②1つの銘柄にだけ集中投資してはいけない
1つの銘柄にだけ集中投資すれば、その銘柄が大きく上昇すれば、当然ながら大きく儲けることができるでしょう。
しかし、万が一、大きく暴落してしまったら、投資した資産が大きく目減りしてしまう「イチかバチかのリスク」もあります。
つまり、1つの銘柄への集中投資も、いわば「ギャンブルの一種」ということ。
一方、複数の銘柄に分けて投資していれば、たとえ1つの銘柄が暴落しても他の銘柄でカバーできますよね。
つまり、複数銘柄への投資は「暴落リスクを分散」し、より安全な資産運用を実現できるわけです。
「分散投資」は資産運用の基本であることを、しっかりと肝に銘じておきましょう。
③手持ち資金を一気に投資してはいけない
投資の基本は、安く買って高く売ること。
投資経験の浅い初心者は、投資対象が「割安」だと判断すると、ここぞとばかりに手持ち資金を一度に投資してしまう傾向があります。
しかし、相場というのは投資のプロでも確実に読むことは難しいもの。
一気に投資してしまうと、投資した次の瞬間に大きな暴落があって、結局買ったタイミングが悪く「高値掴み」をしてしまった、というのはよくある失敗談です。
この「高値掴みリスク」を低減する方法が、「積立投資」です。
毎月1万円や3万円といったように、一定額を定期的に積立投資することによって購入価格を「平準化」し、相場の価格変動に左右されない投資が可能になります。
例えば、手持ち資金が100万円あったとしても、一度に100万円を投資するのではなく、10万円を10回に分けて投資する、5万円を20回に分けて投資するといったように「分散購入」するのがベスト。
つまり、シンプルな「積立投資」は、高値掴みリスクを低減する「最強の投資法」の一つなわけですね。
資産運用をしないと、4,000万円も損をする!?
銀行にお金を預けると「利子」がついてきますよね。
実は、この利子というものには、預けたお金「元金」についてお金が増えていく「単利」と、「元金+利子」という利子にも利子がついてお金が増えていく「複利」という2種類の利子があります。
例えば、100万円を年利10%で運用するケースを考えてみましょう。
単利の場合、1年間で増える利子は10万円で、この10万円が毎年増えていくことになります。
一方、複利の場合は、運用1年目の利子は10万円で単利で運用するケースと同じですが、2年目は「元金(100万円)+1年目の利子(10万円)」に対して10%の利子(11万円)がついていきます。
つまり、複利運用した場合の2年目以降は、利子によって増えた「元金+利子」に、さらに利子がついていき、資産が「雪だるま式」に増えていくというわけ。
「お金に働いてもらう」とは、まさにこういうこと。
実は、この「複利効果」こそが、世の中のお金持ちをさらにお金持ちにしている秘訣。
運用年数が長くなればなるほど複利の威力が増して、お金がどんどん増えていくわけです。
では、この「複利効果」を活用して、積立運用していくとどうなるでしょうか。
例えば、毎月5万円を積み立てる場合、銀行に預けると30年後には1,800万円貯まりますよね。
一方、毎月5万円を年利7%で複利運用していくと、30年後には複利効果で5,847万円にも資産が膨れ上がることになります。
<毎月5万円を複利運用した場合の元本の増え方>
①7%で運用した場合 | ②銀行に貯金した場合 | 差額(①-②) | |
10年後 | 855万円 | 600万円 | 255万円 |
20年後 | 2,538万円 | 1,200万円 | 1,338万円 |
30年後 | 5,847万円 | 1,800万円 | 4,047万円 |
つまり、このまま資産運用しないで銀行貯金を続けていくと、30年間で4,000万円以上も損をしてしまうのです。
長期の複利運用は、時間が大きなお金を生み出す「時は金なり」の世界。
将来、莫大な資産を得るためには、長期の複利運用を少しでも早く始めることが何よりも大切になってくるのです。
「ほったらかし資産運用」はどんな金融商品を選ぶべき?
ここまでみてきたように、「ほったらかし資産運用」で確実にお金を増やすには、「長期」「分散」「積立」という投資の3つの基本に、「複利」というお金を増やす魔法を加えることが大切でしたよね。
実は、これらのポイントをおさえながら、誰でも手軽に運用できてしまう金融商品が「投資信託」です。
<投資信託の主なメリット>
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一方で、ひとくちに投資信託といっても、日本には6,000以上もの投資信託があるので、どのファンドを選ぶべきかわからないのも事実。
しかし、実は、買うべき優良なファンドは、ほんの数本しかないのです。
投資信託には、
- 日経平均やTOPIXといったような市場の平均指標(インデックス)に連動した運用を目指していく「インデックスファンド」
- インデックスを超える運用を目指していく「アクティブファンド」
という2種類があります。
結論から言うと、市場の平均値に投資するインデックスファンドを選ぶのがベストです。
下の図をみてください。
これは、1802年に投資した1ドルが2015年までの約200年間で、どれだけ増えたかを実質リターンで表したグラフです。
注目すべきは株式で、1802年に投じた1ドルが、なんと2015年には100万倍に増えています。
この200年の間には、
- 最悪の世界戦争(第一次世界大戦・第二次世界大戦)
- 史上最大規模の世界的株価大暴落であるブラックマンデー
- 記憶に新しいリーマンショック
などなど、いくつもの大規模な経済危機があったにもかかわらず、この結果です。
つまり、世界経済は確実に成長し続けているということ。
では、この成長し続けている市場全体に投資をすれば、どうでしょうか?
短期的には多少の暴落があったとしても、長期的には損をすることはないですよね。
投資対象が市場平均となるインデックス投資は、資本主義経済全体に投資することであり、資本主義経済全体が今後も発展していくという期待に賭ける投資法なのです。
インデックス投資をするなら、楽天証券が一番お金を増やせる理由
インデックスファンドを積立投資する一番オーソドックスな方法は、証券会社で積み立て設定をする方法です。
証券会社といってもたくさんありますが、選ぶなら圧倒的に「楽天証券」です。
ハッキリ言って、それ以外の選択肢は無いといっても過言ではありません。
<証券会社は「楽天証券」一択な理由> |
一言でいうと、「楽天証券が一番お金を増やせる」ということ。
中でも最大のメリットになるのが、今や日本で一番汎用性の高いポイントサービスともいえる楽天ポイントによる「ポイント投資」です。
- 楽天ポイントで投資信託を買う
- 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイントが「貯まる」
- 投資信託を保有しているだけで楽天ポイントが「貯まる」
- 貯まった楽天ポイントで、さらに投資信託を買える
つまり、この楽天ポイントによるポイント投資で、事実上の「錬金術」ができちゃうんですね。
例えば、毎月貯まった1,000ポイント分の楽天ポイントで投資信託を買って、年利5%、7%、10%で長期で複利運用をしていくとどうなるかをみてみましょう。
<毎月1,000円分の楽天ポイントで積立投資したときのお金の増え方>
年利5%で運用 | 年利7%で運用 | 年利10%で運用 | |
10年後 | 16万円 | 17万円 | 21万円 |
20年後 | 41万円 | 52万円 | 76万円 |
30年後 | 83万円 | 122万円 | 226万円 |
なんと30年後には、年利7%で運用した場合には122万円、年利10%で運用した場合は226万円もの資産形成ができてしまえるのです。
忘れてはいけないのが、これは現金での資産運用ではなく「ポイント投資」だということ。
まさにゼロから大金を生み出す「錬金術」といえるのが、この楽天ポイントによるポイント投資なのです。
有名どころのネット証券では、楽天証券以外にも、SBI証券やマネックス証券などがありますよね。
しかし、この投資信託の積立投資だけで考えると、楽天証券で享受できるメリットは他社のサービスを完全に凌駕しているのです。
複利による長期運用は、時間が将来の大きな富を生み出す「早くやった者勝ち」の世界。
始めるのが遅くなればなるほど、将来手に入るお金は少なくなってしまいます。
あなたも一刻も早く「ほったらかし資産運用」を始めて、未来の莫大な資産を作っていきましょう。
★追伸★
楽天証券の口座開設は無料です。
ここだけの話ですが、口座を開設してしまえば、実際に投資をしなくても月額4,200円の日経が無料で購読できてしまいます。
ハッキリ言って、この日経が無料で読めちゃうだけでも、楽天証券の口座を作っておく価値がありますよ!