独身老後を悲惨にしないために、今すぐやるべき2つの資産運用とは?

LINEで送る
Pocket

人生を一生独身で過ごすのであれば、老後生活が悲惨なものにならないよう、必要なお金は全て自分で準備(資産運用)しなければなりません。

ひとくくりに資産運用と言っても、株式投資、FX、不動産投資などなど、その種類は様々。

では、どのように老後資金を貯めていくのが一番賢いやり方なのでしょうか。

実は、老後資金のための投資で必ず利用したいのが、DC(確定拠出年金)とNISA(少額投資非課税制度)。

なぜなら、収益が非課税になる税優遇があり、大きな利益が出ても手元に一番お金を残せるからです。

特に、公的年金を補完するために創設されたDC(確定拠出年金)は、

  • 掛け金が全額所得控除
  • 運用益は非課税
  • 受取時にも控除があり

と、まさに至れり尽くせりの税優遇っぷりです。

老後資金は自分が将来生活するために必要な、非常に重要性の高いものですので、老後資金の貯蓄を目的にした資産運用では、より多くのお金をいかに手元に残していくかが大切なポイント。

一般的に、投資などで利益が出ると、その利益が出た分に対して20.315%の税金がかかってくるのですが、DCやNISAの税優遇制度を活用することで、その税金をゼロにすることができるのです。

少しでも多くのお金を手元に残したいなら、これらを使わない手はありませんね。

DCには企業型と個人型(愛称iDeCo)があり、投資信託を買うときは、まず税優遇メリットの大きいDCを限度額いっぱいまで利用します。

さらにリスク資産を持つ余裕があるなら、次にNISAを限度額いっぱいまで活用し、さらにさらに投資をしたいのであれば、インデックス型の投資信託や個別株などに投資範囲を広げていく、というのが賢くお金を増やしていく「勝利の方程式」。

今回は個人型DC(iDeCo)とNISAをいかに活用して老後資金を貯めていくかということについてお話ししていきます。

独身老後を悲惨にしないための資産運用①:iDeCoのメリットと使い方

独身老後を悲惨にしないための資産運用、まずはiDeCoの活用方法です。

iDeCoってそもそも何?

iDeCoとは、個人型確定拠出年金の愛称です。

DC(確定拠出年金)は、60歳以降に受け取れる年金を自分で運用してつくる仕組みで、企業型と個人型があり、2つ同時に加入することはできません。

公務員や専業主婦なども、2017年から「個人型DC = iDeCo」に加入できるようになりました。公的年金だけでは不安な人は、少しでも年金を増やすために、ぜひ活用しましょう。

<2種類のDC(確定拠出年金)>

企業型DC 勤務先が導入すれば加入する。掛け金は勤務先が出す。
個人型DC(iDeCo) 自分の意志で加入する。掛け金も自分で出す。

iDeCoは誰でも加入できるの?

iDeCoは60歳未満なら幅広く加入できます。

会社員、公務員、自営業、主婦など、20歳以上60歳未満の幅広い人が対象になりますが、掛け金の限度額は立場により異なります。

会社員は、勤務先に企業型DCが導入されているかどうかで加入の可否や限度額が違ってくるので、まずは勤務先に確認しましょう。

<働き方別の掛け金の限度額>

掛け金の限度額
会社員 企業型DCあり、他の企業年金あり 月額12,000円
企業型DCあり、他の企業年金なし 月額20,000円
企業型DCなし、他の企業年金あり 月額12,000円
企業型DCあり、他の企業年金なし 月額23,000円
公務員・私学共済加入者 月額12,000円
自営業者 月額68,000円
専業主婦 月額23,000円

iDeCoのメリットは?

iDeCoを使うことで、節税しつつ、老後資金を準備することができます。

公的年金を補完する位置付けで制度が作られたので、税金の優遇が受けられます。

中でも大きいのが、iDeCoの掛け金に応じて毎年の所得税や住民税が安くなる点。

公的年金に次ぐ老後資金づくりの手段として、iDeCoを最初の選択肢にしましょう。

安くなる税金の目安は、掛け金の15~30%程度。

例えば、掛け金が年12万円なら、年間で18,000円~36,000円の節税になります。

<iDeCoは3段階で税金が優遇される>

掛け金 加入中の掛け金は全額を所得控除できるので、所得税・住民税が安くなる。
運用益 利息、配当金、値上がり益などに通常20.315%かかる所得税・住民税が非課税に。
受取時 ・年金受け取りの場合は、公的年金等控除が対象になる。
・一時金受け取りの場合は退職所得控除の対象になる。

運用はどうすればいい?

投資信託などから自分で選びます。金融機関によりラインナップは違いますが、どこも投資信託、預金・保険のうち、2分野以上を揃えています。

運用益が非課税になるので、元本割れのリスクはあるものの、増える可能性もある投資信託が有力な選択肢です。

運用方法はインデックス型での世界分散投資が基本になります。

どこで申し込めばいい?

銀行や証券会社から1社を選びます。

iDeCoを取り扱う金融機関は、都市銀行、地方銀行、信託銀行、証券会社、保険会社などたくさんあり、その中から自分で金融機関を1社選んで申し込むことになります。

商品の品揃えは金融機関によって異なるので、じっくり要確認。

また、口座管理手数料(年間で2,000円~6,000円程度)を自分で負担する必要があるので、低コストで品揃えが豊富な金融機関を比較して選びましょう。

ファンドで選ぶなら、低コストな優良インデックスファンドである「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が購入できるマネックス証券がおすすめ。

また、サービス全体で選ぶなら、楽天銀行からiDeCoの引き落としをすると楽天ポイントがもらえるなど、とにかくお得に資産運用ができてしまう楽天証券がおすすめです。

iDeCoの注意点

60歳までは引き出せない

いったん払いこんだ掛け金は、通常60歳になるまで引き出すことができません。

50代で加入した場合は、加入期間が10年未満となるため、期間に応じて61~65歳からの受け取りとなります。

途中で積み立てを休んだ場合も、口座管理手数料はかかる

iDeCoでは口座管理手数料は自分持ちです。

節税効果により手数料分が相殺されるケースが多いですが、積み立てを休むと、掛け金の所得控除による節税はできないのに手数料はかかってくるので注意が必要です。

途中で金融機関を変更する場合は、一度売却する必要がある

現在の金融機関の資産を一旦すべて売却して、新しい金融機関に移すことになります。

タイミングによっては、運用商品の評価額が下がっていることもあるので、その点は理解しておく必要があります。

独身老後を悲惨にしないための資産運用:NISAってどんな制度?

独身老後を悲惨にしないための資産運用、続いてはNISAについて。

NISA(少額投資非課税制度)は、期間限定で税優遇される投資口座で、購入から最大5年間利用できる少額投資のための口座です。

最大のメリットは、年間120万円までの投資で得た利益が非課税になること。

通常は20.315%かかる税金がゼロになります。

2018年以降は、非課税期間が20年の「つみたてNISA」も始まりましたが、通常のNISAと併用することはできないため、どちらのNISAを使うかを選ぶことになります。

<つみたてNISAとNISAの仕組み>

つみたてNISA NISA
年に投資できる額 40万円まで 120万円まで
非課税運用ができる期間 20年間 5年間
(ロールオーバーを利用して最大10年間)
制度の終了年 2038年まで 2023年まで
投資できる商品 投資信託・ETF 株・投資信託・ETF・REIT
利用可能年齢 20歳以上~
開設できる口座数 1人につき1口座(複数の証券口座で開設できません)
資産の途中引き出し いつでも可能

NISAの注意点

受け取り方法を選び間違えると非課税にならない

NISA口座開設の際には、配当金や分配金の受け取り方法を選択して指定しますが、「株式数比例配分方式」にしておかないと非課税になりません。忘れないように注意しましょう。

損失が出ても他の金融機関との損益通算ができない

通常、投資で損失が出た場合は同じ年の他の投資の利益と損益通算ができ、損失が大きければ、3年簡易わたり繰り越しすることも可能です。

しかし、NISA口座の損失は、この損益通算ができません。

独身老後を悲惨にしないための資産運用③:iDecoとNISAをどう使い分ける?

独身老後を悲惨にしないための資産運用、最後はiDeCoとNISAの使い分けについてです。

税優遇は手厚いですが、60歳まで引き出せないiDeCoは老後資金用のみでの活用になります。

いつでも現金として引き出せるNISAは、老後を見据えつつ短・中期の投資にも使えます。

<iDeCoとNISAの使い分け>

メリット 目的
iDeCo NISAより税優遇が厚い 長期向け投資(老後資金)
NISA iDeCoより換金性が高い 短・中期向け投資

必読!「お金の増やし方総まとめ」

お金の増やし方を総まとめ!初心者が確実にお金を増やす方法はコレだ!

「お金を増やす」に関連した人気記事:

確実にお金を増やす方法なら投資!ギャンブルやパチンコと何が違う?

初心者におすすめの資産運用!とにかくラクしてお金を増やす簡単投資術!

賢いお金の増やし方初心者編!確実にお金を増やす方法は投資!銀行や保険は?

まとめ

iDeCoとNISAをフル活用することで、独身老後を悲惨にしない賢い資産運用ができます。

いずれも、通常かかってくる税金の支払いを免除される制度なので、ちょっとややこしい様々な制約条件もあったりしますよね。

しかし、iDeCoもNISAには、それを補って余りある「超ド級のメリット」があります。

まずは、iDeCoとNISAの仕組みや特性をしっかりと理解することから始めましょう。

iDeCoは老後資金を準備するために長期的に活用し、NISAは短中期的な観点での資産運用に活用していくことで、老後資金を賢く確実に貯めていくことができ、あなたの老後のお金の心配も払拭できるはずです。

これまでの日本を支えてきた年金制度や終身雇用制度は崩れ、もはや国や会社は自分の老後の面倒を見てくれず、将来の自分の生活は自分でなんとかしなくてはいけない「自己責任の時代」に突入しています。

そんな厳しい時代を生き抜く上で、これからますます重要になってくるのが、国や会社に頼らず自力で生きていくための、お金を増やす「知識」や「スキル」。

間違っても老後破産なんてしないように、しっかりと正しい「お金の教養」を身につけながら賢く確実にお金を増やして、人生をより豊かなものにしていきましょう。

お金の教養講座

お金を増やす「資産運用セミナー選び」はこちらの記事: 資産運用セミナーのおすすめを厳選!女性や初心者向けの無料セミナーは?

「老後不安」に関連したおすすめの記事はこちら:

独身の老後は悲惨なのか?生活費はいくらかかる?自分に合った老後資金の貯め方

「老後が不安だ」「老後が心配だ」と言う人に限って〇〇をしていない!20年で老後資金3000万作る資産運用

「老後のお金がない」という悲惨な事態を避けるための3つのポイント

【老後が不安で心配な人必見!】幸せな老後を送るために必要な6つのもの

【老後資金が足りない人必見!】人生100年時代、何歳まで働くかを検証してみる(前編)

【老後資金が足りない人必見!】人生100年時代、何歳まで働くかを検証してみる(後編)

「資産運用の始め方」はこちらの記事:

資産運用の初心者向け、やさしい投資の始め方を徹底解説!投資信託の儲かる銘柄はこれだ!

資産運用の初心者におすすめの「少額投資」はこちらの記事:

資産運用初心者におすすめの少額投資!3000円や1万円から簡単スタート!

資産運用初心者は少額投資!おすすめの1万円や10万円の少額投資法は?

資産運用初心者が10万円から始める少額投資術!おすすめの投資先は?

資産運用の方法や種類を比較!10万で始める初心者におすすめの投資は?

10万円で始める資産運用!初心者が10万円投資するなら何がおすすめ?

参考:資産運用に役立つおすすめの人気ブログは何?お金を増やしたいなら、まずは情報収集から!

ブログランキングに参加しています。
ポチっとクリックで応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村


人気ブログランキング